NPO法人 ITコーディネータ富山様にご依頼いただき、「ITC富山公開セミナー デジタル経営カンファレンス in TOYAMA」にて、当社代表取締役社長の駒井拓央が講演を行いました。
本セミナーは「”人”を惹きつける経営~デジタル経営の真髄~」をテーマに開催され、会場開催のみでの実施ながら80名以上の方にご参加いただきました。 駒井の講演では、「『日本でいちばん大切にしたい会社』が大切にしていること~マネされる会社を目指して~」と題し、当社ネオレックスが提供する製品・サービスについてや、社内の取り組み、企業文化について紹介いたしました。 また、株式会社ワカヤマの若山健太郎氏、コーセル株式会社の谷川正人氏の講演も行われました。 なお、駒井の講演内容については、ITコーディネータ富山様のホームページにて丁寧にご紹介いただいております。以下、その記事より該当部分を引用して掲載いたします。
まず基調講演として、株式会社ネオレックスの代表取締役社長 駒井 拓央 氏より「『日本でいちばん大切にしたい会社』が大切にしていること~マネされる会社を目指して~」と題してご講演いただきました。 同社は小規模なソフトウェア開発会社でありながら付加価値の高いシステムを開発・提供していること、そして手厚い家族手当や社内風土にあらわれる人を大切にし幸せを追求する経営が高く評価され、第7回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞にて「審査委員会特別賞」を受賞されています。 講演ではまず同社が提供している製品・サービスについてお話いただきました。 主力商品であるクラウド勤怠管理システム「キンタイミライ」は、大企業市場で国内トップシェアを誇り、iPhoneアプリ「MyStats」は、世界100ヶ国、27万人以上にダウンロードされています(※)。 全国・全世界に価値を提供し続けている同社ですが、従業員数は50数名とのことで驚かされました。 高い製品価値はもちろんですが、4割以上の顧客が10年以上継続利用という形で現れているように,徹底的にお客様に寄り添うといった高い顧客満足度を追及する点が、支持されているように感じました。 続けて、同社の社内の取り組みや企業文化についてお話頂きました。 まず企業文化で特徴的であるのが、「『部下』『指示』『やらせる』という言葉を使わない文化」です。 社員も「社員」と呼ばず「メンバー」と呼ぶそうで、真の意味で社員を「家族」と捉えて大事にするという同社の文化が窺えます。 勤務制度に関してもフレックス制度やリモートワーク、育休、時短勤務、また各種手厚い手当など、大企業もかくやという充実した制度を実施されておられますが、一足飛びではなく徐々に整備されていった点もお話頂き、より良い働き方を常に模索されてきたところもメンバーを大事にする同社の経営が現れていると感じました。 同社は新卒採用においても応募多数で優秀な人材をコンスタントに採用されています。 メンバーの幸せを目的とした経営が優秀な人材の確保と低い離職率の実現につながっており、人材の確保や採用が難しい昨今において、一つのアプローチとして大変参考になるのではないかと思います。 最後のまとめとしてお話された、少しずつやれることをやってきた成果に対して、「よい経営をマネしてもらえれば、小さなネオレックスでも、世の中をよくできる」という言葉が大変印象的でした。 (※:「MyStats」は本講演時点では開発を停止されています)